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キッチンの向きを変えるには? 空間レイアウト変更時のチェックポイント

#キッチン #マンション

「使いやすいキッチンで、家族の顔を見ながら料理がしたい」

「カフェのようなおしゃれなキッチンに憧れる」

「収納たっぷりのキッチンがほしい」

マンションのリノベーションを考えている方には、キッチンを入れ替えて理想のキッチンに変えたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

そんなとき、キッチンの向きを変えるリノベーションをすると、使いやすくおしゃれな理想のキッチンに近づきます。

ただし、マンションのリノベーションで理想のキッチンにするためには、費用や注意ポイントなどを詳しく確認しておく必要があります。

とくに、マンションでキッチンをリノベーションするときには制約がある場合も多いため、必ず確認しなければならない項目があります。

この記事では、キッチンの向きを変えるリノベーションのポイントや費用、空間レイアウトについて解説します。

キッチンの向きを変えて大空間へ変えるリノベーション

最近の中古マンションのリノベーションでは、間仕切り壁や天井を抜いて大空間のLDKをもうけるプランが人気を博しています。このとき、空間レイアウトの決め手となるのがキッチンのタイプと位置です。

たとえば、玄関に近い位置の壁付けのキッチンは、どうしても窮屈さを隠せません。そんなときは、キッチンをバルコニーまでを見わたせる眺めのよい位置に変更できれば、開放的な空間を演出できます。

ほかにも、バルコニー近くの憩いの場に寄せた位置に作ることや、大空間の中に節目をつけて独立した位置にキッチンを作ることもおすすめです。

ただし、物件によっては配管や柱の位置などの関係で、キッチンの移動できるゾーンが制限されてしまうことがあるため、必ず現地調査で確認しなければなりません。詳しい確認ポイントは、後ほど記載します。

キッチンタイプごとのリノベーションパターン

キッチンにはさまざまなタイプがあります。あなたのリノベーションのプランでは、どのタイプのキッチンが合いそうでしょうか?

代表的なキッチンのタイプを4つ、それぞれの特徴とともに紹介します。

対面型キッチンを採用するリノベーション

ペニンシュラキッチンとも呼ばれるキッチンです。キッチンがリビングダイニングへと向いていて、左右どちらかの端が壁に接した作りをしています。家族の様子を見ながら料理ができてコミュニケーションが取りやすく、お子さまが小さいご家庭におすすめです。また、視線の先の空間に広がりがあるため、開放感があることもポイントです。ただし、リビングダイニングからもキッチンの様子が丸見えになります。そのため、常にきれいな状態を保つか、腰壁やカーテンなどの目隠しを導入することで対策する必要があるでしょう。

アイランド型キッチンを採用するリノベーション

対面型キッチンと似ている、キッチンがリビングダイニングの方向を向いたキッチンです。アイランド型キッチンは左右の端どちらにも壁との接地面がなく、名前の通り島のような独立した作りをしています。おしゃれで開放感があり、人気のアイランド型キッチンは、四方どこからでも作業ができ、壁と接しておらず動線を確保しやすいため、複数人でも調理しやすいことが特徴です。また、レイアウトの幅が広く、キッチンにダイニングテーブルを付けるスタイルやキッチンの向かい側にカウンターを設置するスタイルなど、自分好みのスタイルに仕上げられます。

壁付キッチンを採用するリノベーション

背面キッチンとも呼ばれる、壁に向かって設置されたキッチンです。対面型キッチンやアイランド型キッチンでは、キッチンスペースを大きく取る必要がありますが、壁付けキッチンはキッチンスペースの床面積を減らすことができます。

また、独立したキッチンスペースとして固定されないため動線が確保しやすく、デッドスペースが発生しにくいこともメリットです。

独立型キッチンを採用するリノベーション


Pepe Castroキッチンの写真はこちら – Houzz

先ほどまで紹介したどのタイプとも違う、リビングダイニングとは完全に独立したデザインのキッチンです。ほかの部屋とは壁で隔てられているため、人目を気にせず調理できる、においがほかの部屋へ広がらないといったメリットがあります。ほかにも、収納が多く確保できるため、大家族の方や調理器具や調味料の多い方、料理が趣味の方にもおすすめです。

キッチンの向きを変えるメリット・デメリット

キッチンの向きを変えるときに発生するメリットとデメリットを紹介します。

キッチンの向きを変えるメリット

キッチンの向きを変えることにより、今まで不便に感じていたキッチンの動線を改善できます。たとえば、壁付キッチンを対面式キッチンに変更した場合、壁付キッチンであれば配膳時に振り返る動作が必要でした。しかし、対面式キッチンに変更すると振り返る動作が必要なくなりスムーズに配膳できます。また、カウンターを付けると、家族も自然と配膳を手伝いやすくなるでしょう。

さらに、キッチンのレイアウトを変更できる点もメリットです。位置や向きを変えると料理中に見える景色も変わります。気持ちの切り替えができて、料理が一層楽しくなるかもしれません。

キッチンの向きを変えるデメリット

対面型やアイランド型のキッチンは、リビング側にキッチンがせり出す形の作りです。そのため、リビングが圧迫されて狭くなる可能性があります。また、キッチンの向きや位置を変えるリフォームでは、排水官や排気ダクトの位置を変更する必要があるため、工事費用が高くなる可能性があることもデメリットです。

孤立した壁付け型キッチンを開放的な対面型2列キッチンへ

壁で囲まれている壁付け型のキッチンを、壁を取り払った対面型にすると明るく開放感のあるキッチンへと変更できます。

シンクをリビングダイニング側に、コンロを壁側に向ける2列型を採用すると、作業スペースが解放されるだけでなく、油跳ねなどでリビングが汚れる心配もありません。

対面型の2列キッチンにすることで、開放感と作業効率の両方を実現できます。

壁付型L字キッチンをバルコニーへ向いた対面型キッチンへ

作業動線がよいとされるL字キッチンでも、壁付型だと窮屈さが拭えません。そこで、バルコニーを向いたI型の対面キッチンへとタイプ変更するケースです。キッチンに陽の光が差し込むため雰囲気も明るくなります。キッチンの広さは変わらずとも、開放感を味わえる空間レイアウトです。

LD を大空間の LDK に 対面型キッチンで開放感

独立型キッチンを対面型キッチンにして、LD の間取りを LDK へと大胆に変更してみるのはいかがでしょうか?リビングダイニングとキッチンを隔てていた壁をなくすことでゆとりが生まれます。部屋の壁が少ないため開放感も抜群です。大空間の部屋で、ゆったりとした時間を味わえます。

まとめ

マンションでキッチンの向きを変えるリノベーションには、排水管や排気ダクトの位置、変更工事の可否など、確認しなければならないポイントが複数あります。現地調査をしないと分からないこともあるため、キッチンのレイアウト変更を考えている方は施工会社に相談してみることがおすすめです。

ReFITではマンションでキッチンの向きを変えるリノベーションを考えている方に向けて、さまざまなご提案をいたします。キッチンとともに家全体の空間レイアウトを変更したい方もお任せください。ReFITで、あなたの理想のキッチンを叶えませんか?まずはお気軽にご相談下さいませ。

 

 

 

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