[リノベLOVE-vol.2] 築200年の古民家が教えてくれた時間をかけるLOVE!
目次
リノベで叶った暮らしを
インタビュー
今回は、築200年の古民家でブックカフェ「土かべ文庫」を営む綾田さん。古民家と出会い見つけた、自分の手で「時間をかける」という選択に、お客様から愛される理由がありました。
土壁文庫をはじめようと思ったきっかけは?
元々本の管理の仕事をしていて、新しい倉庫を探していた時にここを見つけました。
古民家の解体をしてくれるところを見つけて相談しているうちに、残したい気持ちが出てきました。
ずっと本を扱う仕事をしてきたので、家族からもブックカフェにしてみたら?と言われたのが始めるキッカケです。
そこから古民家再生の大工さんに「綾田さんも土壁塗りできるよ、教えるからやってみたら?」と声をかけてもらったことが、セルフリノベーションの入り口になりました。
電気の配線も自分でしたくて電気工事士の資格をとりました。金属管を曲げて配線するのが面白いです。今考えると、この建物が「つぶすなよー」と呪いをかけたのかもしれません(笑)
店名に入っている「土壁」の魅力は?
一番は何回でも再生できるところです。土壁は壊して水をいれて練ればまた塗って壁にできるので「予算はかけられないけど、時間をかけられる」僕にはぴったりなんです。それに湿気を吸ってくれるので本を置く場所としてもいいんですよ。最近は、離れの土壁に珈琲のひきがらを混ぜたりして楽しんでます。
元々古民家が好きだったのですか?
古民家には全然興味がなかったんです。シュッとした家の方が、どちらかというと好きでしたし、使い捨てのものを好む人間でした。ここに来ると自然素材が多いので合わせてしまうんですよね、「時間もあるし、せっかくだからやってみるか」と思えるんです。昔の人のやり方は理にかなっていて腑に落ちますね。古民家に出会ってからそういう発見が多くなりました。
ブックカフェを営んでいて感じる豊かさはなんですか?
お店に立つのは楽しいですね。自分からは挨拶程度にしているのですが人は好きなので、あんな本読んでるんやなーとみているのがとても楽しいです。
あと本の好みって、たくさん置いていても、買いたい本に出会うのは難しいので、ここでいい本に出会ってくれると本屋としては、あぁ、よかったと思います。
僕が作った空間で、僕が選んだ本を読んで、自家製の料理を食べてゆっくりしてもらえたら嬉しい、
もう・・・言うことないです。
リラックスしている人を見れば見るほど嬉しくなるので、寝ている方を見た時は感動しました。その人の時間が許す限りここでゆっくりしていただけることが何よりですね。
ReFITでは、マイホームをおもてなし空間へとリノベーションするお手伝いをしています。
我が家をリノベーション、中古住宅をリノベーションしたいと考えている方は、ぜひReFITへご相談ください。
RANKING
CATEGORY
KEYWORD
@refit_renovation